WORKS

導入事例

プラスチック射出成形品のバラ積みピッキング

困り事

人件費の高騰による
人手不足と工程チャージの見直し

アプリ

バラ積みピッキング・治具に位置決め配置

使用ロボット

Universal Robots製:UR10e

導入効果

工程における無人化
(1人工削減と、24時間稼働が可能)

【概要】

もともと人手を割いて成形後の製品を通い箱の中から治具に向きを揃えセッティングしていた作業を、自動化・無人化したいということでご相談をいただきました。

また、目標の月間生産数を実現するためには、夜間も設備を稼働させなければならず、自動化が必須とのことでした。

当社にて、協働ロボットを用いたバラ積みピッキングシステムをご提案しました。今回は、Universal Robots製:UR10eとMech-Mind社のカメラを導入し、プラスチック射出成形品の向きを判別し、治具に整列させるまでの工程を自動化しました。

【自動化工程内容】

今回の機構2パターン用意しており、

パターン❶バラ積みされたプラスチック射出成形品を判別→ロボットハンドの先端で吸着→治具にワークの向きを揃えてセットする機構
パターン❷棚にある程度、整列されたプラスチック射出成形品を判別→ロボットハンドの先端で吸着→治具にワークの向きを揃えてセットする機構

の2種類が対応できるように設定をしています。

【使用機器】

  • Universal Robots製:UR10e
  • Mech-Mind社のカメラ

【導入効果】

従来:作業者1人で1,000mm程度のプラスチック射出成形品をピッキングし、治具に設置

自動化:作業者0人でプラスチック射出成形品のピッキング・治具に設置

☆人員の削減、作業効率の改善、夜間も含めた自動運転が可能となりました!