導入事例 PR記事 / バラ積みピッキング
プラスチック射出成形品のバラ積みピッキングを完全自動化
工程の無人化で夜間稼働・省人化を同時に実現
「人手不足と人件費高騰で、このままでは目標生産数に届かない」——そんな課題を抱えていたメーカーが、協働ロボットの導入でどう変わったか。ロボコラボの実際の事例をもとに解説します。
なぜ今、ピッキング工程にロボットが必要なのか
人件費の高騰と慢性的な人手不足は、製造業全体の共通課題です。特に「通い箱からワークを取り出し、向きを揃えて治具にセットする」といった反復作業は、熟練工でなくてもできるために人員確保が後回しにされがちでした。しかし、夜間稼働まで視野に入れた生産計画を立てると、人手に頼る限界は明らかです。
こうした単純繰り返し作業こそ、ロボットが最も力を発揮する領域です。ロボコラボでは2022年から協働ロボット導入の支援を続けており、「まずロボットにできるかどうかを確かめたい」という段階からご相談をお受けしています。
自動化で実現できる6つのメリット
単純反復作業をロボットへ移管し、作業者をより付加価値の高い工程へ集中させられます。
夜間・休日も機械を止めずに稼働。月間生産目標の達成が現実的になります。
人的ミスを排除し、ワークの向き揃えや治具へのセット精度が均一になります。
バラ積み/棚整列の2パターンを切り替えて対応。製品仕様の変化に柔軟に応じます。
作業手順をロボットに落とし込み、ベテラン退職後も生産水準を維持できます。
生産能力の増強は受注拡大に直結。自動化対応済みの体制は取引先への信頼にもつながります。
導入事例の概要
成形後のプラスチック射出成形品を通い箱から取り出し、向きを揃えて治具にセットする作業を手作業で行っていたメーカーからご相談をいただきました。月間生産目標を達成するには夜間稼働が必須であり、自動化が急務とのことでした。
| 困り事 | 人件費の高騰・工程における人手不足 |
| アプリ | バラ積みピッキング・治具への位置決め配置 |
| 使用ロボット | Universal Robots製:UR10e |
| 使用カメラ | Mech-Mind社製 3Dビジョンカメラ |
| 導入効果 | 工程における完全無人化・24時間自動運転の実現 |
自動化工程の詳細
今回のシステムは2つのピッキングパターンに対応しています。
パターン1:バラ積み状態からのピッキング
通い箱にランダムに積まれたプラスチック射出成形品を3Dカメラで認識 → ロボットハンドの吸着で把持 → 向きを揃えて治具にセット
パターン2:棚からのピッキング
棚にある程度整列されたワークをカメラで判別 → 吸着把持 → 向きを揃えて治具にセット(パターン1より高速・安定した動作が可能)
↓
【After】作業者0名・24時間の自動ピッキング・治具設置が実現
使用機器と選定理由
Universal Robots UR10e
協働ロボットのデファクトスタンダード。直感的な操作性と豊富なエコシステムを持ち、安全柵なしでの設置も可能。リーチ1,300mmで1,000mm超のワークにも対応します。
Mech-Mind 3Dビジョンカメラ
高精度な3D点群データでバラ積みワークの位置・向きを正確に認識。異なる素材・形状のワークでも安定したピッキングを実現します。
導入の流れ
お客様のワークを実際に使ったテストを行い「できるかどうか」を事前に確認した上でご提案。補助金(ものづくり補助金・省力化投資補助金など)の活用サポートもお気軽にご相談ください。
よくある質問
バラ積みの状態が毎回異なっても対応できますか?
はい。3Dビジョンカメラがリアルタイムで位置・姿勢を認識するため、ワークの積まれ方が変わっても安定してピッキングできます。
多品種の成形品にも対応できますか?
品種数や形状の差異によって対応範囲が変わります。まずお客様のワークを使った実機デモで検証しますので、お気軽にご相談ください。
安全柵なしで設置できますか?
協働ロボットは適切なリスクアセスメントを実施した上で、安全柵なしでの設置が可能です。ロボコラボでは安全資格を持つ担当者がISO規格・労働安全衛生法に基づいたリスクアセスメントを実施します。
導入後のサポートはありますか?
プログラム変更・定期メンテナンス・トラブル対応まで継続してサポートします。愛知県常滑市を拠点に東海エリアを中心に対応しています。
「うちの工場でも使えるか知りたい」まずはお気軽にご相談を
ロボコラボでは、お客様のワークを使った実機デモで「できるかどうか」を事前に確認します。
図面がなくても、現状の困り事だけお聞かせいただければ構いません。
お急ぎの方は TEL 0569-89-2814(平日 9:00〜17:00)

